2009年12月17日

【予告】大学読書人大賞

2010年度大学読書人大賞の候補作が発表されましたね
惜しくもわれわれの推薦した作品は一つも候補に残らなかったので、いわばここで脱落です。ただそれは少し寂しいので、イタチのなんとやらのごとく推薦作とコメントを、週末あたりから掲載します。ここを見ていらっしゃるなら少なくとも大学生の読書実態に興味のある奇特な方だと思われますので、年末進行の息抜きにでもゆるりとお楽しみください。




↓参考
http://twitter.com/funa1g/status/6601226447


posted by KUSFA at 15:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑多 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月10日

お知らせ  「年刊日本SF傑作選を予想せよ」企画の罰ゲームに関して

京大SF研内部での合議の結果、「年刊日本SF傑作選を予想せよ」企画の罰ゲーム、「ゼロ年代評論」は次回会誌に掲載の運びとなりました。

これは、「電子の海に流した場合、些細な記事でも火種となりえるが、全世界で何十人も読まない文書媒体の隅っこに載せておけば、そもそも目を通す人間からして皆無に近く、面倒は起こりようもないだろう」という判断によるものです。

この措置に関して「そもそも初めからネットに載せる気がなかったのでは」「単なるマッチポンプとちゃうか」などといったご批判を頂戴しておりますが、全くの事実無根でございます。狂乱氏の不手際による予期せぬ結果なので、その点何卒ご理解ください。
posted by KUSFA at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑多 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月31日

お詫びとお知らせ

本日8月31日に、当ブログ上で公開予定だった狂乱氏の「ゼロ年代の臨界点」は、特定作家・ジャンル・レーベル・出版社等への攻撃・敵意が甚だしく、京都大学SF・幻想文学研究会執行部において、「ゼロ年代の臨界点」の発信は当会の利益を著しく損なうものと判断、公開を無期限延期することに決定した。

「ゼロ年代の臨界点」の今後に関しては、
1、内容を穏当なものに修正させ、ネット公開する 
2、ネット公開を諦め、次回「workbook」に掲載する

などの方策が考えられるが、まだ合意がなされておらず、例会日程等も鑑み、本年9月10日に当ブログ上にて対応策を発表したい。

本日ウェブ発表の予定が変更になった点、皆様方にお詫び申し上げる次第である。

なお、狂乱氏がミクシィに限定公開していた「年刊日本SF傑作選2010を予測せよ 途中経過」を当ブログ上に晒し、年末へのネタ潰しとすることで狂乱氏への懲罰、および皆様への謝罪に代えたい。
posted by KUSFA at 23:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑多 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月19日

夏コミ報告

 遅くなりましたが夏コミ終了! 暑い中たくさんの方に来ていただいて、本当にありがとうございました。
 今回、普段のSF研からは考えられないほど多めに会誌を持って行ったつもりだったのですが、新刊がどちらも12時半頃には完売してしまうという未曾有の事態に。手に入れられなかった方々には大変申し訳ありません。再販も前向きに考えていますので、ご容赦下さい。
 また、会員の間で着々と中毒が広がっていることでおなじみTwitterでも宣伝を行ったところ、大勢のTwitterユーザーの方がスペースまで足を運んで下さいました。蕎麦のちょっとした冗談から、里々氏の突発サイン会のようなものまで開かれて、久しぶりに彼の心からうれしそうな困惑した表情を見た気がしました。
 SF研は休む暇もなく10月の京フェス、11月のNFへ向けて活動していきます。応援よろしくお願いいたします!
posted by 蕎麦 at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑多 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月02日

『超弦領域』発売後夜祭、及び罰ゲーム

ついに、『年刊日本SF傑作選 超弦領域』が発売された。

アジテーションと作品のクオリティにより、何だか日本SFの夏が始まりそうな予感を味わえる一冊。また伊藤計劃最後の短編が収録されているという意味でも重要な本だ。まだ手に入れていない方は今すぐ書店へダッシュ。

さて。

「次の年刊日本SF傑作選を予想しよう!」企画で、私が「収録される」と踏んだ十五本のうち、『超弦領域』に、実際に収録されたのは以下の作品。

小林泰三 「時空争奪」(早川書房Jコレクション『天体の回転について』)

法月綸太郎「ノックス・マシン」(野性時代2008年5月号)

伊藤計劃 「From the Nothing, with Love」(『SFマガジン』2008年4月号)

小川一水 「青い星まで飛んでいけ」(『SFマガジン』2008年7月号)


正解数4問

半分どころか3分の1も当たらないという、予想屋としては大変残念な結果と相成った。


『モンキービジネス』から確実に何か入ると予想していたのに、肝心の作品を外したとか、藤野可織も射程に入れていたけど結局予想に入れなかったとか、悔しいことずくめだが、円城塔の「書き下ろし」はさすがに予想できなかった。




 さて、問題の「罰ゲーム」である。正解数4問の罰ゲームはこちら。

「目をキラキラさせながら、『ゼロ年代』をテーマに評論を書きます。」

この一文を見て、「狂乱という奴は最近の評論家に心酔しているのか」とお思いのあなた、

一問正解 目をキラキラさせながら、女の子に「夏への扉」をプレゼントします。
二問正解 目をキラキラさせながら、自分の作品で短編集を編んでコミケで売ります。
三問正解 目をキラキラさせながら、出身高校の図書館にSFを大量寄付します。

ここら辺から色んなことを察して下さい。ある意味一番やばいカードを引いてしまった感がある。

 さて、いよいよ本題だ。
狂乱による日本SF『ゼロ年代』をテーマにした駄文は、当方の忙しさなどを鑑み、本年の


8月31日


に当ブログ掲載予定。皆さん、その頃にはこの予告など忘れておられると思いますが、8月31日に、「小さい頃は、毎年この日に、夏休みの宿題で苦しめられたなあ」と思い出し、その日あわせに全力で、(目をキラキラさせながら)、この課題に挑む狂乱のことを思い出して頂きたい。

 『ゼロ年代の臨界点(仮題)』をどうかよろしく。
posted by 狂乱 at 01:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑多 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする