2007年06月16日

6月15日「甲賀忍法帖」読書会

 改め、『バジリスク』読書会、みたいな。
 「忍法帖」読んでるのは三人だけだったのに、漫画版は全員読んでたからなー。僕が6時半少し過ぎてついたときには、今回の担当の村上さん、S君、W君、曽根君、里々君、Mさんが揃っていて、BGMとして教室にながれる『バジリスク』のオープニング。その後ふな君がちょっと遅れて合流して読書会スタート。と、始まったところでいきなり村上さんから、ここまで話し合うことが何もないとは思わなかった、との発言。二週間前に宣言した時点では、まだ村上さんも読んでなかったのですな。で、それから二週間たって、読んだのは僕と村上さんだけ。いくら設定、展開が忠実だからって、そんな。
・いきなり頭領同士の相打ちから始まるのはインパクトがある。
・最初がいわば情報戦から始まるのは、チームバトルのパターンが定着した今だからこそ斬新っぽい。
・不死身強い。強いけど何度も死にすぎ。
・不死身の人の活躍は、「志村うしろー」って感じ。
・忍法の原理に自分で突っ込みつつも、結局説明はしないのには驚いた。
・忍法帖シリーズには、最終的に百数十もの忍法が登場するそうな。
・中には時間をどうこうしてしまう忍法もあるらしい。
・タイムマシーンを二度目に書いた人は誰だろう。
・009は一見似ているけどあまり似ていないかも。
・『ジャイアントロボ』は009っぽい(敵が)。
・エロい。血を使った忍法を女キャラに使わせるあたりがエロい。
・定番的な特殊能力は一通りあるけど、炎吹くヤツはいないんだな。
・各章のタイトル、「猫眼呪縛(びょうがんしばり)」とか「破幻刻々」は格好いいけど、「甲賀ロミオと伊賀ジュリエット」はどうなんだ。ていうか浮きすぎ。
・ちゃんとみんな死ぬのは潔いね。
最後は『バジリスク』のエンディングを流しながら締め。次はこのごろはやりの黄色い本かな。結局未定のまま食事へ。夕食は大学近所の食堂で。混んでたのであまりグダグダできずに追い出されてしまいました。食後、僕らのテーブル(ふな、W、曽根)はJコレとかヴィンジ『マイクロチップの魔術師』の話をしていたけど、隣はなぜか全員で本を読んでいた。
posted by 魚 at 01:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月03日

5月29日「ラギッド・ガール」読書会

この日は「ラギッド・ガール」の読書会。参加者は僕ふな、魚くん、村上さん、S田くん、左くん、Sくん、M場さん。で、司会進行がWくん。全員そろうのは久しぶり。
読書会を何でやるか決めるときにWくんは半ば本気で『人類は衰退しました』でやるとか言ってたとはここに書きましたが、肝心の「ラギッド・ガール」のレジュメの前にそっちのレジュメを配るという手間のかかった冗談をやっていました。でもまあ、8人中5人がなぜか読んでいたのでやろうと思えばできたのだよな。
さて、「ラギッド・ガール」の読書会。出た話題としては、
・官能素空間での話なのか現実の話なのか?
・語り手は安奈の似姿なのか。
・似姿しか語り手が存在しないのではないか。
・似姿の自意識にも差が出るのではないか。
というようなことが。ただ、飛さんは各所のインタビューでネタばれをしてまで語っているので、それを見るとたいがいのことは分かるよね、という困った結論に落ち着く。僕としてはファンを自認しているくせに読めてないところがあって甚だ遺憾。精進します。
読書会の終わりあたりでOPのたなかさんがいらっしゃる。少し雑談して、夕食へ。なかなか出てこない日替わり定食に慄いたり、異様にたくさんから揚げがのっているから揚げ丼に左くんが苦戦していたりした。店を出て、次の読書会をどうするかだけ考えて解散。次の担当者が選んだのは『ディアスポラ』。いや無理無理。とみんな言ってたのだけど、本が見つからなかったので、結局『甲賀忍法帳』になりました。なんたる差! 『甲賀忍法帳』は『バジリスク』が完全再現しているので時間がない人はそっち読んでもいいかも。たぶん全巻読むと所要時間ほとんど同じだけど。
posted by KUSFA at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月21日

5月15日「マッドサイエンス」読書会

 また更新遅れて申し訳ない。
 途中まで書いた文章が操作ミスで消えたりすると、自業自得とはいえ途端に書く気が失せますよね。ね?

 今回の読書会はいつもと少し趣を変えて「テーマ」優先の読書会。「マッドサイエンスとは?」というテーマに基づいて数篇の短編を読み込み、いつもより真面目な議論を繰り広げました。
 メインとなったのはスチュアート・デイヴィッド・シフ編纂のアンソロジー512YN5GVKSL._SS500_.jpg『マッド・サイエンティスト』(創元SF文庫/画像)所収の、「ハルリドンヒル博士の英雄的行為(ヴィリエ・ド・リラダン)」と「箱(リー・ワインシュタイン)」の二篇。加えてフレドリック・ブラウンの「実験」や、井上雅彦による『異形コレクション4 悪魔の発明』の編集序文あたりも、参考文献指定。

 今回の担当者は二回生のSくん。参加者は魚くん、ふなくん、Wくん、そして私村上。見学者は、というかむしろ新入会員は、もうお馴染みの三人。Mさんと一回生のおふたり。そういえば一回生組はこのままだとふたりともSくんになって色々ややこしいので、早めにブログに載せる名前を聞かなくちゃなあ。

 さて、今回の議論のポイントを簡便に。レジュメそのままですが。
  1. 「マッドサイエンス」とは何か?
  2. 科学は揺るがす 臓器移植を例に
  3. 小説の中のマッドサイエンティスト達
  4. 科学のニヒリズム
  5. 「箱」の中と権力
  • 再びマッドサイエンスとは何か

 基本的には、「マッドサイエンス」と「マッドサイエンティスト」についての考察だとか、そもそも科学とは何かといったことまで話題に及び、科学(ニセ科学・疑似科学含む)と宗教の親和性といったことにまで話題が及び、現実に存在する新興宗教とか狂科学の話題にも脱線。実は脱線部分が一番盛り上がったのはナイショ。京大内部にもコワ〜イところはたくさんあるよね、とか。
 その意味で、SFが「比喩の文学」と呼ばれていた意味を問い直す読書会だったのではないでしょうか。
posted by トマ村 at 02:19| Comment(0) | TrackBack(2) | 読書会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月16日

5月11日「涼宮ハルヒの消失」読書会

 一回遅れですがまぁ勘弁してください。この回の読書会は、議論が白熱しすぎてあまり細部まで覚えていません。あしからず。(どなたか編集できる人、補足訂正おねがいしたいな)
 
 新歓読書会、今回のお題は「涼宮ハルヒの消失」。プレゼンテーターは最近ラノベ力がぐんぐん伸びてるW君。「分裂」発売記念ということで、さすがに「分裂」まで読むのはしんどいので、シリーズ中で一番いいと評判の「消失」を。
 参加者は現役会員は全員。新人は、おなじみの人らに、K君が二度目。

 とりとめもない読書会でしたが、やはり主な論点は「なぜ世界は改変されたか」「なぜあのような世界に改変されたのか」。長門可愛いよ派と、長門のキャラがなんかむかつくよ派が微妙に衝突したっぽい。長門はキョンラヴだよ派と、長門はむかつくよ派も微妙に衝突したっぽい。
 なんとなくその場のノリで長門⇒キョンは前提と認められたものの、その後も個々人の疑問と解釈が噴出。眼鏡属性がないとキョンに言われているのに、眼鏡かけた長門の真意はどこに?とか、朝倉との夕食はなんのためだったんだろう、とか、そもそも二日間の期限ってなんやねん、とか。あと後半までのみくるがあまりにも空気であることや、古泉の真意なども話題に上がった。
 最終的には、主にシリーズの今後の展望まで話は広がる。最初はSOS団内で対立させたかったっぽいので、その場合みくるか古泉がラスボスになったのではないか、いやむしろ長門だったのかも。今となってはほとんどないだろう可能性なので、結論なんてでないんだけど。
 とりあえず「驚愕」には期待しつつ、それでも全体的な行く末には不安を感じているらしい既刊読了組。延期されてしまったので、もうしばらく妄想を暖めるといいでしょう。
 W君の「ようするに長門は俺の嫁ってことです」発言でしめくくり。ある種予定調和的ながら、たしかに盛り上がった。新人の人の発言も活発だったし。「読書会」とは違うのかもしれないけど、やっぱり好きな本をネタに楽しく話すのが一番ですね。

 目当ての店がいっぱいだったので、大学の学食で食事にしました。ついでに漫画のタイトルで(旧)田中邸ゲーム。見学者の方に、あまり深い漫画読みはいないようでした。
posted by 魚 at 01:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月17日

4月17日新歓読書会

今日の読書会はグレッグ・イーガン『ひとりっ子』より、表題作「ひとりっ子」
今回は、内容がよくわからないけどイーガンなら人が呼べるだろう、との目論見で企画された読書会。やっては見たけれどやっぱり主人公に共感できず。
それでも、かつてチャンの「ゼロで割る」読書会で企図された(よくわからないからみんなで話し合って理解しよう)という狙いのほうが人が呼べるのかも知れない、という光明が見えました。実際、おなじみM場さん含めて4人が新歓に来てくれたので。

以下、顛末とか。

18時すぐに例会に向かうと、既にSくんとふなくんの2人が教室に居る。教室前にいる子は誰だろうと思いつつ、トイレで席を外して戻ってくると、案の定その子が見学の新入生でした。
SF研の活動内容を無駄話も交えて説明していると、順次Wくん、前回来てくれた新入生の2人がやって来る。

読書会担当の魚くんは、実習が長引いた分遅れてくる。「大腸菌が思うように増えてくれなくて」とは彼の言。レジュメも配り、さあ読書会というところで魚くん、「自己紹介はしたの?」

してませんでした。というわけで自己紹介タイム。各人読書傾向なんかを語る。ちょうど自己紹介が終わったところで新入生がもうひとり。「ひとりっ子」の内容がよくわからなかったから来たそうな。その子にも自己紹介してもらって、今度こそ読書会開始。

◆量子の収束と分岐。
◆コペンハーゲン解釈とエヴァレット分岐。
◆MWI(多世界解釈)とシュレディンガーの猫。
◆クァスプを発明したベンはきっとパラノイア。
◆イーガンが問題にしている悩みが理解できない。
◆ベンとヘレンの父娘和解もイマイチ……。
◆イーガン悪口大会。「このレジュメ書いた人、イーガン好きじゃないよね」
◆メタに読めば「オラクル」との執筆年代差が要求の基礎じゃないのか。
◆別の世界の自分と自由意志? 何言ってんだイーガン。BY新入生その1
◆でもイーガン、ていうか物理おもしれー。BY新入生その2

アンドロ羊のときと比べて脱線は少ないけれど、ひとりっ子自体ではそんなに盛り上がらなかったかも。「無限の暗殺者」と「ボーダーガード」などの他作品の解説のほうが熱が入っていた気も。

夕食はまどいにて。いつものようにグダグダ。役に立たない新入生指南と兼部サークルの勧誘が多かった。
最後に会長の家を紹介して解散したのでした。
posted by トマ村 at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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