2012年12月30日

2012年冬コミ(C83)情報

スペース:三日目/31日(月)の東 O−05 b
「京都大学SF・幻想文学研究会」
です。
以下頒布物の紹介。

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2009年09月01日

mixiより転載「年刊日本SF傑作選2010を予測せよ 途中経過 2」

今年も残すところあと4ヶ月。今年の予想も完成に近づきつつある。というわけで、いつものとおり、ネタバレは適当で、現時点での収録作予想を発表いたします。

まずは、「収録が予想される作品」から。


「F&M月からN月までを(かろうじて)切り抜けながら」新城カズマ S—Fマガジン2009年2月号
膨大な情報の流れのうちに、徐々に見えてくる危機。形式からして新しい、現代にしか存在し得ない良作。時代に対して非常に意識的な内容である分、20年後、この作品を読むのは骨が折れそうである(用語・固有名詞的な意味で)。


「夢見る葦笛」上田早夕里『異形コレクション 怪物團』
ボーカロイド(とは少し違う)の美声が生み出す怪物。絵面がよい。水準作。
この本一冊で見ると、編者はもともと本物の「怪物」を集めようとしたのに、「やっぱり一番の怪物は人間だよね」と考えた作家が大勢いて途中から単なるバイオレンス&スプラッタ小説集みたいになっている。現時点で異形コレクションはほかに『幻想探偵』があり、クオリティはそちらのほうがやや上(ただしSFは無い)。


「壊死」天野邊 SF Japan 2009 SPRING
端末に写る光景がもたらす破滅。ガジェットが最新技術を扱っている以外は比較的オーソドックスな作品。SF Japanはいつもながらこれはというものが少なく、この作品を選んだのも新人補正がかかっているからこそ。


「アップデート狂」真藤順丈  『小説すばる』1月号
人生に行き詰るたび自らを「アップデート」して増えていく男。編者がプッシュしている作家である点、短編も精力的に発表している点から、この作家の収録可能性は高い。


「電気室のフラマリオン」間宮緑 『群像』5月号
オートメントの電気室に閉じこめられたフラマリオン。今年度、純文学枠からもっとも収録されそうな作家。


「青野浩の優雅でもなければ、退屈でもないありふれた午後」椎名誠  『小説現代』8月号
「百年後の世界」特集より。100年後の冴えない中年が主人公。既視感のあるアイデアが並ぶなか、広告/生物ネタとネーミングセンスはやはり椎名らしさがある。


「サゴケヒ族民謡の主題による変奏曲」田中哲弥 『パンドラ』 2009 SPRING Vol.3
不条理ホラー。言葉が通じないオーケストラに放り込まれた青年の悲劇。


円城塔(書き下ろし作品)
現時点での収録候補作は以下のとおり、ベストは「ガベージコレクション」かと思うのだが、たぶん書き下ろし作と予想したほうが勝率が高い。

「太歳通信」『ユリイカ』3月号
「墓標天球」『STRANGE FICTION』
「四角い円」『文學界』5月号
「ガベージコレクション」『思想地図 Vol.3』
「バナナ剥きには最適の日々」『SF本の雑誌』



非小説作品では、

漫画 「無限登山」八木ナガハル『ウルトラジャンプ』5月号

詩 「ファントムペイン」三角みづ紀『モンキービジネス』 2009 Winter vol.4 少年少女号

で勝負。




続いて、予想には入れなかったが注意した作品を。


「セクシー・ドールまなみちゃん」森奈津子 S—Fマガジン2009年2月号
いつものテンションでお送りする老女セクサロイドコメディに、意想外の結末。評判が高く、同じ号に掲載なので新城カズマとずいぶん迷う。


「少女界曼荼羅」恩田陸 『小説新潮』1月号
未来世界、どう考えても建築構造的に無茶な方向に様変わりした学校の有り様を描く。恩田流「奇妙な味」作品の一編。


「イブのオープンカフェ」小川一水 『小説宝石』1月号
失恋もの。「痴呆症の老人を死なせてしまった介護ロボット」と女性の邂逅。


「二倍」町田康   『新潮』1月号
奇想小ネタ連発のうちでも実体の無い「演技会社」のアイデアが秀逸なへんてこ小説。


「均衡点」平山瑞穂 『STRANGE FICTION』
ヤトゥル語なる架空言語、預言に従い日本までやってきた酋長らの騒ぎっぷりが光る。


「虫樹譚」奥泉光    『すばる』2月号
大脳に原虫を寄生させることで睡眠から解放された人類。その先に待つのは……
文芸誌に載ったとは思えないストレートなSF。この半分の量におさまっていれば傑作選入りの可能性は高かったのだが。


「探偵助手」小林泰三 『数学セミナー』4月号
産総研のQR‐JAMなる技術を用いた実験作。テレパスもので、携帯でQRコードを読み取ることで登場人物の内面が知れる。


「ギブ」 伊坂幸太郎 『エソラ』vol7
八本足の怪生物セミンゴによる侵略を受ける世界。極限状況の中、量子力学をスパイスに描かれる、悪徳シロアリ駆除業者の罪と罰。


「幻影の壁面」梶尾真治 『問題小説』4月号
共感覚を用いたSFホラー。「SFJapan」「問題小説」連動の「イラスト先行企画」シリーズの一編。


「鏡の家の針」谷崎由依 『新潮』5月号
終始他人事視点で語られる女一代記、ひょっとすると走馬灯。鏡がアイデンティティ不安を象徴する。


「スパークした」最果タヒ 『群像』5月号
雪の積もった日、喫茶店に立ち寄る「あなた」。その行動を規定し変更する「声」。複雑骨折を起こしたような奇怪な文体、内面へ内面へ向かっていく謎めいて議論じみた語り、登場人物の曖昧な立ち位置。傑作。


「はじめての駅で」「観覧車」北野勇作 Webアンソロジー『はじめて降りた駅』
駅の誕生により世界が始まる前者、観覧車の解体作業員の正体が笑える後者。いずれもショートショート。


「リトルガールふたたび」山本弘 『小説現代』8月号
問題作。あまりにもタガの外れた今後100年の(何割か歪曲の入った)歴史と、××の萌え擬人化ブームという、原典を超える超絶不謹慎ネがインパクト抜群の一本。


「エイジア」川端裕人  『小説現代』8月号
国家が「学校」、国家元首が「生徒会長」と呼ばれる未来。地球温暖化問題に関しての積極的態度、また異星人との接触に向けて世界をよりよくしようという姿勢はSFというよりジュヴナイル的。


残り4ヶ月、SF作家陣にはさらに頑張って頂き、予測を楽にしてほしいものである。
posted by KUSFA at 00:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 通常例会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月14日

コミックマーケット76追記

当日は芝浦工業大学SF研究会さんの部誌も委託販売致します。新刊で部数は15部ほどの予定です。

詳しい情報は芝浦工業大学SF研究会のサイトをご覧下さい。

告知がギリギリになってしまい申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
posted by 里々 at 17:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 通常例会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月10日

6月9日例会

 新歓シーズンも一段落、KUSFAの懲りない面々は少しも落ち着くことなくきゅいきゅいと例会を繰り広げております。この日の出席者はトマ村、魚、狂乱、里々、蕎麦、空と新入生3人の合計9人。大所帯になったものです。そろそろ主な登場人物の項を書き換える作業に入らないといけませんね(会員の数が増えるだけ増えていっこうに減る気配を見せないのは一種のシチュエーションコントか何かなのでしょうか)。

 就活も一段落して暇をもてあました伝説の元編集長が、またしても会員の作品集成を編集して持ってくるというアットホームなサークルです。いつ自分の作品集成が勝手に編まれてしまうのかとほかの会員は戦々恐々です。僕としては次は里々さんあたりが餌食だと思います。わくわく。

 さて、今年のKUSFAはなかなかアグレッシブです。まず、去年まで知らぬ存ぜぬを決め込んでいた京大11月祭への出展を予定しています。主な企画は会誌販売と古本市ですが、ひょっとすると他にもやらかしてしまう可能性も。

 そして、昨年冬は惜しくも参加できなかったコミックマーケットですが、夏は何とかスペースを確保できました。3日目東2、Y01bです。ただ今、元編集長と現編集長が水面下でいろいろとアレをソレしてナニしているので、えーと、その、ご期待ください。

 最後に、KUSFA会員が麻雀の味を覚え始めて大変です。単位とか。そんな感じ。
posted by 蕎麦 at 00:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 通常例会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年04月11日

4月10日例会

4月10日、新学期が始まってから初めての例会でした。新年度からとなると本当は3日も7日も例会自体は実施してるんですが、誰もブログを更新しない。これじゃまるで活動していないサークルのようだ!
いい加減老害もどきの人間がこんなことに気を回したくはないのですが、実のところ原稿締切に対する逃避だったりします。いったい何の原稿なのか、という点は次回更新で明かされることでしょう。【4月12日臨時例会】の記事をお楽しみに。

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posted by トマ村 at 01:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 通常例会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする