2007年10月20日

10月19日『タイタンの妖女』読書会

 この日の例会、参加者は魚くん、ふなくん、S君、狂乱君他多数、里々くん、そして私村上の6名。読書会の担当は魚くんでした。


 三々五々例会場所に集まる我々。会計処理や伝達事項を済ませたあとで、本来の目的である新入生の来室を待つ。秋新歓第一弾ということで、先週末からビラ貼ったり配ったりして地味〜なアピールを続けていた次第。が、結局のところ新入生来訪率ゼロで例会もとい読書会を始めることに。

 今回の課題本はカート・ヴォネガット・ジュニア『タイタンの妖女』
 議題にあがったのは本作の命題。登場人物に課せられた艱難辛苦、宗教にまつわる数多くの明喩暗喩をみるに、神の有無や人生の目的といったテーマが浮かび上がってくる。人間が生きることについての意味にも絡んで、ヴォネッガットの評判にあるように非常にシニカルなお話でした。
 大富豪のもつ意味や罪と救済といった側面にも話題は及んだものの、SF研的に言及のニガテな文学的な作品でした。

 夕食は○二食堂。だいたいいつものように丸二定食とフライ盛定食の支配する食卓でした。


 その後魚くんの家になだれ込み、もらいもののケーキを皆でつつき京フェスで残ったワインを飲む。非常にダラけた雰囲気の中、魚邸所蔵の小説や漫画を好き勝手読み、ネタにして語る我々。
 書こうと思えば書けることは色々あるんですが、もはや例会とは関係がなくなっているので、このあたりで〆。


 ちなみに3:10現在、まだダベっています。
posted by トマ村 at 03:10| Comment(1) | TrackBack(0) | 読書会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ガガガ文庫や最近のラノベなんかについての話が活発だった気がします。おもにふな狂乱里々で。あと、曾根君がどんどんSFを読んでいく里々君に対抗心を燃やしてたような。合宿して、耐久でマルケスとか四大奇書とかナボコフとか読もうなんてバカな話もありました。一部では、星新一で何が好き、とかいう話題も。
Posted by 魚 at 2007年10月20日 03:45
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