「忍法帖」読んでるのは三人だけだったのに、漫画版は全員読んでたからなー。僕が6時半少し過ぎてついたときには、今回の担当の村上さん、S君、W君、曽根君、里々君、Mさんが揃っていて、BGMとして教室にながれる『バジリスク』のオープニング。その後ふな君がちょっと遅れて合流して読書会スタート。と、始まったところでいきなり村上さんから、ここまで話し合うことが何もないとは思わなかった、との発言。二週間前に宣言した時点では、まだ村上さんも読んでなかったのですな。で、それから二週間たって、読んだのは僕と村上さんだけ。いくら設定、展開が忠実だからって、そんな。
・いきなり頭領同士の相打ちから始まるのはインパクトがある。
・最初がいわば情報戦から始まるのは、チームバトルのパターンが定着した今だからこそ斬新っぽい。
・不死身強い。強いけど何度も死にすぎ。
・不死身の人の活躍は、「志村うしろー」って感じ。
・忍法の原理に自分で突っ込みつつも、結局説明はしないのには驚いた。
・忍法帖シリーズには、最終的に百数十もの忍法が登場するそうな。
・中には時間をどうこうしてしまう忍法もあるらしい。
・タイムマシーンを二度目に書いた人は誰だろう。
・009は一見似ているけどあまり似ていないかも。
・『ジャイアントロボ』は009っぽい(敵が)。
・エロい。血を使った忍法を女キャラに使わせるあたりがエロい。
・定番的な特殊能力は一通りあるけど、炎吹くヤツはいないんだな。
・各章のタイトル、「猫眼呪縛(びょうがんしばり)」とか「破幻刻々」は格好いいけど、「甲賀ロミオと伊賀ジュリエット」はどうなんだ。ていうか浮きすぎ。
・ちゃんとみんな死ぬのは潔いね。
最後は『バジリスク』のエンディングを流しながら締め。次はこのごろはやりの黄色い本かな。結局未定のまま食事へ。夕食は大学近所の食堂で。混んでたのであまりグダグダできずに追い出されてしまいました。食後、僕らのテーブル(ふな、W、曽根)はJコレとかヴィンジ『マイクロチップの魔術師』の話をしていたけど、隣はなぜか全員で本を読んでいた。