来月から出る新潮のピンチョン全小説のチラシでひとしきり盛り上がったあと読書会に移行。当時のヒッピー文化の由来、時代背景、オーウェル「1984」との差異と相似点、テレビの捉え方、小説技巧や人物の描き方、佐藤先生は翻訳が上手い、日本の扱われ方、日本でヴァインランドのような作品を書くにはどのようにすればよいか、海外で忍者は人気すぎるのではないか、そんなことより重力の虹が面白い、メイスン&ディクスンが良さそうだ、と思い思いの意見が飛び交うなか「この作品はいくらでも暗くなるテーマを扱ってるのにやたらポップでキュートだ」との共通認識に達するなど。そしてどうしてこれがポップでキュートなのかについてまた喧々諤々。 終了後みんなでモダン焼きを食べました。今後の読書会の予定を話し合いながらたべるデラックスサイズの巨大モダン焼きはたいへんおいしかったです。あと、シーフードモダン焼きを注文したら上にシシャモが鎮座していたのがシュールでした。シーフードて。
個人的な感想としては「一目でわかる!ヴァインランド人物相関表」を時系列に沿った形式で作りたかったのですがゼミやらが忙しくそれができなかったのが若干心残りです。ヘクタ←(なかよし)→ゾイドとか書きたかった。
約2ヶ月にわたった新歓もこれで終了です、お疲れさまでした。さあみんな積読を崩す作業に戻るんだ。