新刊は
WORKBOOK87 〜覆面競作 7×3を7等分〜
WORKBOOK88 〜日本ホラー小説大賞全レビュー〜
の二冊です。
前者は前回のエントリでも予告した通り。会員同士がランダムに課されたテーマをもとに匿名で短編を競作し、誰が書いたかを推理し合うという企画です。
企画としての遊び心は勿論ですが、収録された短編もいつになく真面目でボリュームのある作品ばかりで非常に読み応えのある一冊となっております。中でも
「バビロニア・トーキングデッズ・リプレイ」
はSF研全会員が満場一致で認めるWORKBOOK史上最高傑作。この一編を読むためだけにでも手に取る価値のある一冊と思います。
後者は「日本ファンタジーノベル大賞全レビュー」に続く全レビュー企画。日本ホラー小説大賞全受賞作に最終候補作を加えた34冊をレビューしています。
その他、既刊として
「WORKBOOK85 特集・ハロー夏の時代、グッバイ」
「アステリズムピリオド 円城編・円環編・円楽編」
「中間子 完結編」
も持っていく予定です。よろしくお願いします。