2008年12月07日

12月5日読書会「おとうさんの仮面」

ジョー・ヒル「おとうさんの仮面」(小学館文庫『20世紀の幽霊たち』収録)の読書会を行いました。SF研に初めてくる人もいた、にぎやかな読書会でした。

ここからはポメラが友だち蕎麦の残したメモを元に。
この日の読書会の参加者は村上、ふな、魚、狂乱、S、里々、M藤、水兎、Y元各氏と蕎麦、そして初参加の方が1名。進行は里々さんが行いました。
以下、読書会中に出た意見などの箇条書きメモ。ポメラ便利。
ちなみに作品のネタバレにつながる内容などもありますので、気になる人はブラウザの「閉じる」ボタンをそっとクリックしましょう。

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「構造」
二度あることは三度あるっていうから(502ページ)
生活能力のなさそうな父が借金を返済するために別荘に?
父にかかれた内臓の形は臓器売買を暗示してそう?
お父さんは無職? ジャックが仕事を思い出せないのは、仕事をしていなかったから
最初はジャックが間引かれるはずだったけど、仮面を付け鏡を隠し、役割を隠して「シャッフル」する
その結果、父が間引かれた?
金髪の男の子は、かつて間引かれた弟?
ラストで母親がおなかをさする描写。ループ?
ヘンリーという父の名も、トランプのキング(王)の比喩では?

「冷たい手」
トランプでみじめに負けたくないなら、自分でつくったゲームをやるしかない。それが秘訣(522ページ)
エニウェアはジャックがゲームの結果次第で「どこにでも行ける」という意味では
男の子と女の子はまんま父と母だよね
カードでキングもクイーンも手に入れたように、ジャックがすべてを手に入れた
ペニーファージングのキング:貧乏な父の象徴? 手に入れてもすぐなくなってしまうあぶくぜに的な意味では
   (ちなみに「ペニーファージング」は金髪の男の子が乗っていた自転車の通称でもある。関係は不明だが)
シーツのクイーン:メリンダに似ている。母はメリンダの落とし方を執拗に教えていた。メリンダが将来母の役割を?
ものぐさジャック:少年(父?)の持っていた「ペニーファージングのキング」と交換したカード。ここで父の役割との交換がおきた?
クリベッジのルールカードを手に入れたことで、ゲームのルールを支配した
黒の罰とは何なのか

「まとめ」
ループ、というより継承もの
タイムパラドックスもの
エディプスコンプレックス

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読書会のあとは初参加の方も交えてカレー屋へ。和気藹々としたところで会員の家へと移動してだらりとしていました。次回読書会は12月19日、「ディファレンス・エンジン」です。こちらもご参加お待ちしております。
おまけ。読書会中に出た、ひどく穿った意見、というかネタ?

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まさかトランプのキングが、父親「スティーブン・キング」のことを指してるのでは
ジョー・ヒルの頭文字ってJだよね
父の職業って、無職というより作家とかの自由業?→スティーブン!
ライナーノーツの短さ。
頭がおかしくなるほどいい! は「この父はどうみてもスティーブン・キングです」的な意味?
あなたお義父さん(キング)を越えたのね!
もうお義父さんに頭を下げなくていいのね! お米を分けてもらいにいかなくてもいいのね!

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ほんとにもう、ひどいなあ。


posted by 魚 at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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