2016年12月14日

2016年冬コミ(C91)情報

当サークルは今年度も冬コミに出展します。
スペースは3日目(12/31、土曜日)の東W60a、サークル名は「京都大学SF・幻想文学研究会」です。会場では新刊に加え既刊の販売も予定しています。以下、頒布物の説明です。


☆新刊 WORKBOOK107
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音楽SF 特集」と題し、以下のコンテンツを掲載。
・音楽SF アンソロジーを編む [海外編]&[国内編]
架空アンソロジー企画。古今東西の音楽SF の中から傑作を[海外編][国内編]共に12作品ずつ選出。果たしてどのようなラインナップかは、読んでからのお楽しみ。ちなみに国内編のトリは飛浩隆「デュオ」ではありません。
・音楽SF長編レビュー
KUSFA会員たちによる音楽SF長編レビュー。
レビュー対象作は、
アン・マキャフリー『歌う船』/アレッホ・カルペンティエール『バロック協奏曲』/トマス・M・ディッシュ『歌の翼に』  /オースン・スコット・カード『ソングマスター』/ルイス・シャイナー『グリンプス』
広瀬正『ツィス』/高野史緒『ムジカ・マキーナ』/篠田節子『ハルモニア』/山之口洋『オルガニスト』/奥泉光『鳥類学者のファンタジア』/オキシタケヒコ『波の手紙が響くとき』/奥泉光『ビビビ・ビ・バップ』/宮内悠介『アメリカ最後の実験』 
の計13作品。
アニメの音楽SF、主に『マクロス』について
highland氏によるアニメにおける音楽SFに関する論説。特に『マクロス』ファンは必読。
音楽SF創作短編
KUSFA会員による音楽SF創作短編を2編掲載。
鯨井久志「喋る横笛」は、本人曰く「VR×NTR×ネットミーム×音楽SF」。新機軸の音楽SFが読みたい方はぜひ。
のうみこうへい「ペトルーシュカ」は、飛浩隆「デュオ」や山之口洋『オルガニスト』などを踏まえた王道の音楽SF。音楽テーマで書き続けてきたのうみ氏の集大成と言うべき作品です。

B5版・82ページ・無線綴じ・700円


☆新刊 中間子2016
中間子表紙案.png
会員翻訳の海外未訳短編を3編掲載。
「その1」
2015年度ネビュラ賞ショートストーリー部門受賞
2016年度世界幻想文学大賞短編部門受賞
2016年度ローカス賞ショートストーリー部門第3席
2015年度ブラム・ストーカー賞ノミネート
「その2」
2016年度ローカス賞ショートストーリー部門受賞
2016年度ヒューゴー賞ショートストーリー部門受賞
2016年度ネビュラ賞ノミネート
「その3」
2016年度ローカス賞ノミネート
2016年度ネビュラ賞ノミネート

B5版・40ページ・中綴じ(コピー本)・300円

☆既刊 WORKBOOK106 特集:SFとマンガ


WB106表紙.jpgWB106目次.jpgWB106サンプル1.jpgWB106サンプル2.jpg
「星雲賞コミック部門全レビュー」「藤子・F・不二雄大全集『SF・異色短編』『少年SF短編』全レビュー」「星雲賞未受賞作レビュー」などの記事を掲載。
B5版・80ページ・中綴じ(コピー本)・400円

その他。過去の既刊も持っていける限り持っていきます。



posted by KUSFA at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | INFO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする